有水晶体眼内レンズ(ICL)|川口眼科醫院|守口駅すぐの眼科

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有水晶体眼内レンズ(ICL)

有水晶体眼内レンズ(ICL)|川口眼科醫院|守口駅すぐの眼科

当院の有水晶体眼内レンズ治療の特長

StaarSurgical社認定の理事長石川裕人が手術を執刀します
理事長石川裕人は手術経験が豊富です。
他院での治療中、何かあったとしても可能な限り対応いたします。
ICL

有水晶体眼内レンズ治療とは

ICL(アイシーエル)は、小さなレンズを目の中に移植(インプラント)して近視や乱視を矯正し、裸眼視力を回復させる新しい視力矯正手術です。レンズを黒目(虹彩)の裏側の後房と呼ぶ位置に固定するので「有水晶体眼内レンズ」といいます。
ICL(アイシーエル)の特徴は、適応範囲が広くレーシックでは適応外となる強度近視の方や角膜が薄い方にも適応が可能なこと、視力矯正の精度が高くハードコンタクトレンズと比べても見え方に遜色がなく手術後の満足度が高いこと、など。またいったん移植(インプラント)したレンズは取り出して元の状態に戻すことも可能です。(レンズを挿入するために角膜に傷をつけるため、乱視が発生しますから、完全にもとに戻るわけではありませんが、レーシックのように角膜を削る屈折矯正手術とは違い、9割がたもとに戻せるといえます。)
ICL(アイシーエル)自体は、20年以上の歴史があり、現在ではヨーロッパ諸国、アメリカ、韓国、中国など世界各国で薬事承認されています。日本でも国内治験の結果からICL(アイシーエル)の有効性と安全性が認められ、高度管理医療機器「有水晶体後房レンズ」として2010年には近視矯正用レンズが、2011年には乱視矯正も行えるトーリックレンズが厚生労働省から承認を受け、2014年には光学部中央に小さな孔の空いた新しいデザインのレンズが承認を受けています。

ICL

費用について

当院では、乱視無し両眼で55万円(税込)、乱視有り両眼で60万円(税込)となっております。
術後3ヶ月までの定期検査、薬代を含みます。
眼内コンタクトレンズの納期は1~3週間かかります。(メーカーに在庫がない場合は8週間かかります。)

ICLの特徴

ICLの特徴

メガネやコンタクトレンズの煩わしさから解放されたい方、裸眼で思いっきりスポーツを楽しみたい方、レーシックで角膜を削ってしまうことに抵抗がある方などにおすすめです。

9つのメリット

  • 高満足度、鮮やかな見え方
  • 長期安定性
  • ドライアイ等のリスク軽減(レーシックに比較すれば)
  • 比較的術前の状態に戻しやすい
  • 近視や乱視に適応可能
  • 圧倒的な使用実例数
  • 有害な紫外線(UV)をカット
  • 日帰り手術が可能
  • レンズ素材の安全性

1.高い術後満足度、鮮やかな見え方

一般に目の中の水晶体に近い位置にレンズをおいて矯正を行うので矯正精度が高く、ハードコンタクトレンズと比べても遜色のない鮮やかな見え方が得られると云われています。
これまでの調査では手術を受けた方の98%が1.0以上の裸眼視力に回復しており、手術実績は良好です。

2.視力の長期安定性が期待できる

近視や乱視が強めの方の場合、レーシックによる視力矯正では術後数年で視力が少し戻ってきてしまう傾向があります。ICLでは、このような視力の戻りが大変少なく、長期的に安定した視力が期待できます。

3.ドライアイや視覚障害の出現が少ない

レーシックではフラップ作成時に知覚神経が切断されるため、一時的にドライアイが生じやすくなります。通常、切断された神経は3ヶ月程度で元に戻るのですが、もともとドライアイの症状があった場合、レーシックによって症状が悪化することもあるようです。
あるいは、レーシックでは術後に暗い場所で光がにじんで見えたり、コントラスト感度が低下することもあります。
これらは、エキシマレーザーの照射径が暗所で開いた瞳孔のサイズより小さかった場合によく起こるようです。角膜を整形しないICLではこのような視覚障害の出現が少なくなります。

  • レーシック術後に起こるといわれる主な視覚障害
  • ハロー(halo)
  • 光を見たときにその周囲ににじんだ輪が見える視覚障害
  • グレア(glare)
  • 光を見たときにギラギラしたまぶしさを感じる視覚障害
  • コントラスト
  • 感度低下
  • 暗いところで見えにくくなる視覚障害

4.術後でも術前の状態に戻せる

ICLのレンズは大変柔らかい素材でできており、3㎜の切開創から出し入れが可能です。いったん目の中にセットしたレンズは、比較的簡単に取り出すことが可能です。見え方に不満がある場合、あるいはアレルギーなどの問題が出た場合に取り出して元の状態にもどすことができます。度が進んでしまった場合でもレンズを交換し良好な視力を得ることができるのです。ただし、レンズを挿入するための切開創による乱視は発生しますから、完全にもとに戻るわけではありません。しかし、レーシックのように角膜を削る屈折矯正手術とは違い、9割がたもとに戻せるといえます。
このほか、将来白内障になった場合はレンズを取り出して、白内障の治療をします。この際、ICLを受けた方の場合はレンズを取り出せば目が術前の状態に戻るので白内障用眼内レンズの度数決定は通常の計算式で問題なく行えます。

5.強度の近視や乱視に適応可能

レーシックでは矯正できる度数には上限があります。また角膜が薄い方の場合、レーシック不適応となり、手術を受けること自体ができません。
ICLは角膜を削らずに視力矯正を行うので、角膜が薄い方でも手術を受けることが可能です。また、幅広い度数のレンズをそろえているため、レーシックでは矯正できない強度の近視や乱視の方でも視力矯正を行うことが可能です。

6.40万眼を超える圧倒的な使用実績数

ICLは1997年にヨーロッパでCEマークを取得。

7.有害な紫外線(UV)をカット

紫外線のダメージが目の奥に蓄積すると眼病の原因になると云われています。ICL(アイシーエル)のレンズには、有害な紫外線(UV)をカットする紫外線線吸収剤が含まれています。紫外線によるダメージを軽減する効果が期待できます。

8.日帰り手術が可能

レンズ挿入のための切開創は3mmと小さく、慣れたドクターであれば20分~30分で両眼の挿入術を完了します。また3mmの切開創は点眼のみで自然治癒するため、通常は縫合する必要もありません。麻酔などを含めた全体でも1時間はかからない手術ですから、目への負担が小さく、早ければ手術した翌日には回復し、視力の変化を実感できます。

9.レンズ素材の安全性

ICLのレンズはCollamerという新素材でできています。CollamerはHEMA(水酸化エチルメタクリレート)とコラーゲンを重合させた含水性の柔らかい素材で、目の中に入るとコラーゲンが体内の糖タンパク(フィブロネクチン)と結合し、レンズ表面に膜を形成します。
このためICLのレンズは眼内で異物として認識されにくく、曇ったりせずに、長期にわたってレンズとしての機能を果たすことが可能です。

デメリット

自由診療(保険適用外)のため、費用が高い

1番のデメリットとして考えられるのが、自由診療になるため費用が高いということです。ただ、「目」は生きていく上で必要不可欠なものであり、視力を回復して満足度の高い生活を送るには「仕方の無い出費」と考える方も多いようです。
ICLは医療費控除の対象となります。確定申告の際、医療費控除の申請を行うと税金の控除を受けることができます。そのほか生命保険の適用も含めてご加入の保険会社にお問い合わせください。

手術までに時間がかかることがある

ICLは検査結果に基づき一人ひとりオーダーレンズを作成するため、レンズ作成の期間を要します。国内にレンズ在庫がない場合、手術までに1~3ヶ月時間がかかることもあります。

手術の潜在的リスク

ICLは安全性の高い視力矯正法といえますが、内眼手術である以上、リスクがないわけではではありません。リスクに関する説明をよく確認して、理解したうえで手術を受けるようにしましょう。
ICLには、下記のようなリスクがあります。

感染症

頻度は低いですが、角膜切開創から細菌が侵入し眼内炎などの感染症が引き起こされることがあります。

白内障

ICLは水晶体に近い場所に挿入するため、水晶体に接触するリスクがあります。確率は非常に低いですが、ダメージにより水晶体が白濁し白内障になる場合があります。レンズに小さな穴が開いた現在のICLのモデルになってからは、房水循環が保たれ、発症リスク自体が低くなっています。

過矯正・低矯正

術後、目標の度数に対して度数がずれる過矯正や低矯正が起こることがあります。そのような場合に備え、当院では術後のレンズの入れ替えにも対応しています。

手術までの流れ

1

適応検査のご予約

まず事前の適応検査が必要です。ホームページからのWEB予約、またはお電話にてご予約ください。

2

適応検査の実施

国家資格を有する眼科検査員(視能訓練士)が、屈折度や眼圧、視力、眼球計測など、9項目にわたる詳細な検査を実施し、ICL手術が安全に実施できる状態かを確認します。

3

医師の診察

適応検査の結果をもとに、医師から最適な治療プランをご提案させていただきます。疑問や不安などがありましたらお気軽にご相談ください。

4

患者様の目に合わせたレンズを手配

適正検査と医師による診察から患者様の目に合わせた最適なレンズを発注します。レンズが届くまで時間がかかるケースもございますので、手術をご希望される方は、まずは早めに適応検査を受けられることをおすすめします。

5

手術日程決定

レンズがご用意できましたら、患者様のご都合に合わせて手術日程を調整いたします。

6

ICL手術

手術前に、前回の診察時と目の状況に変化がないか再度検査をし、安全性に問題がなければ手術実施となります。
手術開始30分前から点眼麻酔を数回行います。手術自体は両眼約20分で終了します。

手術後は、30分程度院内で安静にしていただき、眼圧測定と診察をした後に、ご帰宅となります。

ICL手術の流れ

1

麻酔

点眼麻酔と瞳孔を開く散瞳剤を点眼します。

2

角膜切開

レンズ挿入のために角膜(黒目)と強膜(白目)の境目付近を3ミリ切開します。

3

ICLの挿入

インジェクターという挿入器を使って、切開した部分から細長く筒状に折りたたんだレンズを挿入します。レンズは眼内でゆっくりと自然に広がります。広がったレンズを調整し、虹彩と水晶体の間で固定します。

4

洗浄・創口閉鎖

眼内の洗浄と点眼で瞳孔を縮めて終了です。角膜切開創は糸で縫合することなく、眼内圧により自己閉鎖します。
手術は両眼を行う場合でも20分程度で終了します。

詳しくは手術サイトICLとはStaarSurgical社公式HPをご覧ください。

費用について

自由診療

適応検査 10,000円(税込)
手術費用(両眼) 550,000円(税込)
乱視用 600,000円(税込)

保証期間:3年間

手術後の追加処置やレンズ入替え(サイズ・度数変更)、レンズ取り出しに関しては、術後3年間無償で対応いたします。また手術中問題なく施術できた場合においても、術後3年以内に白内障があらたに出現し視力低下した場合には無償で多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を施行させていただきます。